ビジネスOK|中国語の挨拶と自己紹介!初対面はこれだけ覚えて実践しよう
中国語を学び始めるなら、まず基本の挨拶から知りたいですよね。
中国語が全く話せなくても、中国語で挨拶をするだけで相手に好印象を感じてもらうことができますよ。
挨拶で大切なのは、簡潔で伝わりやすいこと。難しい言葉を無理に使う必要はありません。
この記事では、初級者の人でもすぐ使える基本の挨拶と自己紹介をご紹介します。
これから初対面の中国人と会う機会がある方はぜひ参考にしてみてください。
目次
中国語で自己紹介に使える基本の挨拶
日常的に使う基本の挨拶を厳選すると、次の4つに絞ることができます。
- こんにちは
- さようなら
- ありがとう
- ごめんなさい
さらに詳しく言うと、時間帯や使う相手によって表現が異なる場合もありますが、基本を押さえるという意味では4種類だけでも不便はしないはずです。
それぞれの中国語フレーズを使い方とともに、ご紹介していきます。
こんにちは
日本人でも多くの人が知っている通り、「こんにちは」は「你好」です。
日本で「ニーハオ」としてよく知られているイントネーションは間違っていることが多いので、正しい発音を確認してみてください。
目上の人やビジネスシーンで初対面の人と挨拶する時には「您好」というと敬語になります。
会社でみんなに向けて挨拶する時や、プレゼンを始める時など、大勢の人に挨拶をするなら「大家好」と言います。
- 你好(ニーハオ)
- 您好(ニンハオ)
- 大家好(タージャーハオ)
場面によって使い分けてくださいね。
中国語も日本語と同じく時間帯によって挨拶を使い分けます。
「你好」は「こんにちは」と同じで1日中使うことができますが、どちらかというと昼間のイメージです。
朝に使う「おはようございます」は「早上好」、夜に使う「こんばんは」は「晚上好」というように。
- 早上好(ザオシャンハオ)
- 你好(ニーハオ)
- 晚上好(ワンシャンハオ)
時間別の言い方もぜひ覚えてみてください。
さようなら
さようならのフレーズも色々バリエーションがあります。
1番ポピュラーなのは「再见」ですが、最近は若い人を中心にフランクに「拜拜」(バイバイ)と挨拶する人も多いです。
「再见」の応用として、「〜见(〜に会いましょう)」と言う表現もよく使われます。
- 「また明日」なら「明天见」ミンティエンジェン
- 「また今度」なら「下次见」シャーツージェン
夜は日本語と同じく「おやすみなさい」という挨拶で「晚安」を使うこともあります。
どれも短いフレーズなので、覚えて使い分けるといいですね。
- 再见(ザイジェン)
- 拜拜(バイバイ)
- 明天见(ミンティエンジェン)
- 下次见(シャーツージェン)
- 晚安(ワンアン)
ありがとう
ありがとうは比較的有名ですね。「谢谢」(シェーシェー)と言います。
これも日本で一般的に知られている発音はあまり正しくありません。
「谢(シエ)」は日本語の「前(まえ)」のようなイントネーションで語尾が下がります。
「シェシェ」ではなく「シエ、シエ」と1文字ずつ明確に発音すると正しく発音しやすいです。
他にも「ありがとう」の表現は色々あります。
- 少し丁寧にいうなら「你(あなた)」をつけて「谢谢你」
- もっと敬語表現にするなら「您(あなたの敬語)」「谢谢您」
- 強い感謝を表したいなら「非常感谢」
- 逆にお礼を言われた時の「どういたしまして」は「不客气」
- 仕事終わりなどに相手を労う時の「お疲れ様です」は「辛苦了」
使い方の違いにも目を向けてみると、もっと楽しくなるはずです。
ありがとうは、よく使う表現ですからぜひ覚えてくださいね。
- 谢谢(シェーシェー)
- 谢谢你(シェーシェーニー)
- 谢谢您(シェーシェーニン)
- 非常感谢(フェイチャンガンシエ)
- 不客气(ブーカェーチ)
- 辛苦了(シンクーラ)
ごめんなさい
ごめんなさいには、「すいません」程度の軽いものから少し深刻な場面のものまであります。
- 「すいません」程度の気持ちで頻繁に使うのが「不好意思」
- 真剣に謝っている時は「对不起」
誠意を示したい時に「許してください」と表現することもあります。
そんなときには「抱歉」「非常抱歉」です。
相手に何かしてもらって申し訳ない時には「お手数をかけます」という意味の「麻烦你」もよく使います。「あなたを煩わせる」という意味ですね。
ちなみに語順を間違えて「你麻烦」というと「あなたは煩わしい」になってしまうので気をつけましょう。
反対に「ごめんなさい」と言われたら「大丈夫です」の意味の「没关系」「没事」を使います。
ごめんなさいの表現は状況の深刻さに応じて使い分けられるといいですね。
- 不好意思(ブーハオイース)
- 对不起(ドゥイブチー)
- 抱歉(バオチィエン)
- 非常抱歉(フェイチャンバオチィエン)
- 麻烦你(マーファンニー)
- 没关系(メイグァンシー)
- 没事(メイシー)
例文|中国語の挨拶で使える自己紹介文
中国人と知り合う機会が多い人は、毎回使える定番の自己紹介を用意しておくと良いでしょう。
挨拶より少し長いフレーズになりますが、1度覚えてしまえば鉄板として何度も役に立ちますよ。
ここでは、初心者向けとして1番簡単なフレーズ「私は〜です」を多用した形の自己紹介をご紹介したいと思います。
まずは自己紹介例分を始めから最後まで通しで挙げてみたいと思います。
- 你好。(こんにちは)
ニーハオ - 初次见面。(初めまして)
チューツージェンミェン - 我是○○。(私は山田です)
ウォーシー○○ - 我是日本人。(日本人です)
ウォーシーリーベンレン - 我是(网络设计师)。(webデザイナーです)
ウォーシーワンルオシュージーシー - 今年30岁了。(今年30歳です。)
ジンニェンサンシースイラ - 我学习中文1年了。(中国語を勉強して1年です。)
ウォーシュエシージョンウェンイーニェンラ。 - 我喜欢蓝色。(青が好きです。)
ウォーシーファンランスー - 我喜欢跑步。(ジョギングが好きです。)
ウォーシーファンパオブー - 我喜欢寿司。(寿司が好きです。)
ウォーシーファンショウスー - 很高兴认识你。(お会いできて嬉しいです。)
ヘンガオシンレンシニー - 请多多关照。(よろしくお願いします。)
チンドゥオードゥオーグァンジャオ
同じフレーズが続き少し不自然な印象かもしれませんが、ここではあえて初級者の人が覚えやすいよう使うフレーズを極力少なくしてみました。
続いて1フレーズずつ詳しい解説と、応用できる他の言い方の表現をご紹介していきます。
はじめまして
「初めまして」は「初次见面(チューツージェンミェン)」と言います。
実は中国人はこのフレーズをあまり使わない人も多いです。
「你好你好」と言って握手をして直接話を始めるのが一般的です。
しかし、日本人は礼儀正しいことでよく知られているので、ビジネスやフォーマルな場ではあえて使ってみても良いでしょう。
私の名前は〇〇です
例文では簡単な表現として「我是山田」としました。
「我是~ウォーシー」は「私は〜です」という意味で、幅広く応用できるので覚えておくととても便利です。
もう少しきちんとした表現で名前を紹介したいなら次のような表現もあります。
- 我的名字叫(私の名前は〇〇です)
ウォーダミンズジャオ - 我叫(私は〇〇と言います)
ウォージャオ - 请你叫我(〇〇と呼んでください)
チンニージャオウォー - 我姓(私の苗字は〇〇です)
ウォーシン
中国ではビジネスシーン以外でもフルネームで自己紹介するのが一般的ですが、店で商品を受け取るなど、便宜上名前を知りたいだけの場合には苗字だけ聞く場合もあります。
そんな時は「我姓〜(ウォーシン)」と伝えます。
逆に、関係を築きたい相手に名前を伝える時には「〜と呼んでください」という気持ちも込めて「我叫(ウォージャオ)」という表現を使います。
日本人です
「日本人です」も「我是日本人(ウォーシーリーベンレン)」と簡単に表現できます。
中国人は自己紹介する時に自分の出身の省により「北京人」「上海人」などと表現することも多いのでそれに倣って、日本国内の詳しい出身地を紹介しても良いかもしれません。
「東京人です」「大阪人です」などと自己紹介すれば、日本旅行好きの中国人も多いのでより話題を広げることができます。
「我是」以外の表現を使うなら、次のような言い方もあります。
- 我来自〜(〜から来ました)
ウォーライズ - 我出生在〜(〜で生まれました)
ウォーチューションザイ - 在~长大(〜で育ちました)
ザイ〜ジャンダー
具体的な地名を言うと話が盛り上がりやすいのでぜひ使ってみてください。
職業
職業も「我是~」で表現することができます。
例文ではwebデザイナー「网络设计员ワンルォシュージユエン」を使いましたが、他にも職業名の語彙をご紹介したいと思います。
- 经理人(社長)
ジンリーレン - 建设师(建築士)
ジェンシューシー - 医生(医者)
イーション - 老师(教師)
ラオシー - 公务员(公務員)
ゴンウーユエン - 艺术家(芸術家)
イーシュージャー - 记者(記者)
ジージャー
職業の種類は数多いので書ききれませんが、一般的な会社員であれば「工作人员」と総括して述べることもできます。
自分について色々話す
自己紹介で自分についても色々紹介すると相手に親しみを感じてもらいやすくなります。
例文ではまず、年齢と中国語学習歴を紹介しました。
年齢を表す「才」は中国語で「岁(スイ)」と言います。
完了形の「了(ラ)」をつけて「」(今年〜才になりました)と表現します。
中国人は「何年生まれ」と表現することもよくあります。
「我是95年(ウォーシージョウウーニェン)」という感じです。
「你是哪一年的?(ニーシーナーイーニェンダ?)」あなたは何年生まれですか?と聞かれることも多いので答えられるようにしておくと良いですね。
さらに中国語学習歴についても紹介すると良いでしょう。
「我学习中文~年了」で、「中国語を勉強して〜年です」と表現することができます。
ここまででご紹介した数に関係したフレーズは次の通りです。
- 今年~岁了。
ジンニェン〜スイラ - 我是~年。
ウォーシー〜ニェン - 我学习中文~年了。
ウォーシュエシージョンウェン〜ニェンラ
続いて、趣味や好みなどを話すときに繰り返し使える便利なフレーズが「我喜欢(ウォーシーファン)」です。
「私は〜が好きです」という意味です。
このフレーズが使える表現例をご紹介していきます。
好きな色
上の例文では「我喜欢蓝色(ウォーシーファンランスー)」と言うフレーズを使いました。
色を入れ替えてあなたの好きな色を紹介してみてください。
- 红色(赤)
ホンスー - 黄色
ファンスー - 绿色
リュウスー - 白色
バイスー - 黑色
ヘイスー - 橘色(オレンジ)
ジュースー - 紫色
ズースー
好きな食べ物
好きな食べ物も「我喜欢〜(ウォーシーファン)」と表現できます。
その他にも特別好きであることを表す表現として「我爱吃~(ウォーアイチー)」という言い方もできます。
食べ物の単語をいくつかご紹介します。
- 烧烤(焼肉)
シャオカオ - 拉面(ラーメン)
ラーミェン - 蛋糕(ケーキ)
ダンガオ - 饺子(餃子)
ジャオズ - 意面(パスタ)
イーミェン - 牛排(ステーキ)
ニョウパイ - 火锅(火鍋)
フォーグォー
あなたの好きな食べ物はありましたか?ぜひ例文の単語を入れ替えて使ってみてください。
締めに使える文も覚えておく
例文では「很高兴认识你(ヘンガオシンレンシニー)」「请多多关照(チンドゥオードゥオーグァンジャオ)」の2言で自己紹介を締めくくりました。
これは、「お会いできて嬉しいです」「よろしくお願いします」という意味です。
実際には中国人は「よろしくお願いします」はあまり使いません。
しかし、これも丁寧さを表現できるフレーズなので日本人の習慣としてあえて使っても良いでしょう。
その他、中国人は一緒にご飯を食べるコミュニケーションを重要視するので少し砕けた場では次のように言って締めくくっても良いでしょう。
- 下次一起去吃饭吧(今度一緒に食事に行きましょう)
シャーツーイーチーチーファンバ - 下次我请客吧(今度ご馳走しますよ)
シャーツーウォーチンクーバ
中国語の挨拶や自己紹介を覚えるならPaoChai
ここまで、細かく中国語の挨拶についてお伝えしました。
ですが、意外にも難しい表現や知らない言葉が多くて不安に感じた人もいるのではないでしょうか。
もし、短期間で集中して中国語を学びたいなら「PaoChai」のコーチングがおすすめです。
科学的根拠に基づいて作られたタスク形式の学びは、最短ルートで話せる中国語を習得するまで挫折なく続けられます。
質問し放題の環境で、無理なくそして最短で中国語を習得するために、ぜひ参考にしてみてください。
中国語で自己紹介する挨拶で知っておくと便利な表現
定型の自己紹介を終えた後は色々質問される機会があるかもしれません。
そんな時上手に対応したり、話を広げるフレーズも知っておきたいですね。
ここでは次の3つの表現をご紹介していきます。
- 「それは内緒です」
- 「あなたは?」
- 連絡先を交換する表現
それぞれ使える表現を挙げていきますね。
「それは内緒です」
「それは内緒です」という表現を知っておくと案外使える場面が多くあります。
日本人と中国人ではプライバシーに関する概念が異なる部分があり、年齢や恋人または結婚の有無、年収など急に聞かれ戸惑うことがあります。
日本人にとっては失礼な質問に聞こえるものもありますが、中国人にとっては親しくなるためのたわいない話題の1つなのです。
どうしても答えたくない時に使える表現をいくつかご紹介します。
- 就是秘密(秘密です)
ジュシミーミー - 以后再告诉你吧(後で話します)
イーホウザイガオスニーバ - 这个…不好回答(それは…答えにくいです)
ジェガ…ブハオホイダー - 你猜猜吧(想像にお任せします)
ニーツァイツァイバ
雰囲気を悪くしないように「这个问题是太深奥了,我不能回答」ジェガウェンティタイシェンアオラ、ウォーブノンホイダー(その質問は奥が深すぎて答えられません」なんていうジョークもあります。
相手に気まずい思いをさせないよう上手に交わせるようになるといいですね。
「あなたは?」
自己紹介をするだけでなく、相手についても質問すると会話を広げてより仲良くなることができます。
質問をするフレーズは語数が多いのでたくさん覚えるのは大変です。
そこで、「あなたは?」だけ覚えておくととても便利です。
- 「あなたは?」は「你呢?(ニーナ?)」
と言います。
自分のことを話した後に「你呢?」と言うだけで質問に切り替えられるので大変便利な表現です。
さらにプライバシーなことを聞かれた時にも「你呢?」で相手に話させて自分は答えずに切り抜けることもできますよ。
連絡先を交換する
初めて知り合った人とは連絡先を交換することも多いでしょう。
中国人は人間関係の繋がりを大事にするので、連絡先の交換に対してそれほど敷居が高くない人も多いです。
少し話して打ち解けたら、連絡先交換を切り出せば喜ばれることも多いでしょう。
連絡先を交換する時のフレーズは次のようなものがあります。
- 我们可以交换联系方式吗?(連絡先を交換してもいいですか?)
ウォーメンクーイージャオファンレンシーファンシーマ? - 我可以留你的联系方式吗?(連絡先を教えてくれますか?)
ウォークーイリョウニダレンシーファンシーマ? - 我们加微信怎么样?(wechatを交換しませんか?)
ウォーメンジャーウェイシンゼンマヤン? - 你有微信吗?可以加吗?(wechatはありますか?交換してもいいですか?)
ニーヨウウェイシンマ?クーイージャーマ?
微信(wechat)は中国で最も多く使われているチャットアプリです。
近年ではビジネスシーンでも電話番号を聞くよりもwechatで連絡を取る方が主流になっています。
ぜひ上のフレーズを使って中国人のネットワークを作ってみてください。
大学やビジネスで知っておきたい中国語の敬語表現
中国語は日本語ほど敬語表現が細かくないことで知られていますが、その中でも丁寧な表現はあります。
大学で先生と話す時や、ビジネスで目上の人に会う時には敬語表現を使った方が良いです。
ぜひ知っておきたい中国語の敬語表現についての情報を次の2つに分けてご紹介します。
- 敬意を表現する単語
- 実はあまり使わない表現
1つずつご説明していきます。
敬意を表現する単語
中国語は単語を変えたり、加えたりすることで表現に敬意のニュアンスを加えることができます。
- あなた→您ニン
- どうぞ→请チン
この2つは基本として知っておきたい表現です。
例えば普通の「您」も「请」になれば丁寧になります。
質問する時も「您去哪里呢?」のように言えば尊敬語になります。
またお願いする時には「请」を使います。
例えば「你坐(座って)」と言うのと「请你坐(座ってください)」では印象が違います。
「您」と「请」はかしこまった表現なので距離感を感じるという側面もあります。
目上の人であっても公式な場面だけ「您」「请」を使い、普段は普通の表現をするという人も多いです。
実はあまり使わない表現
日本人にとって「初めまして」「よろしくお願いします」は初対面の時に必ずと言ってもいいほど使用するフレーズです。
中国語でもこの表現がないわけではありません。
- 「初次见面」
チューツージェンミェン - 「多多关照」
ドゥオードゥオーグァンジャオ
このように表現します。
普段中国人はあまり使いませんが、日本人は礼儀正しいことで知られており、日本人がこのような表現を好むことを知っている人もいます。
それで日本人らしさを出すという意味であえて使うのも良いかもしれません。
中国語で自己紹介の挨拶に関するマナーQ&A
ここまでで中国語の挨拶についてご紹介してきました。
相手に良い印象を持ってもらうためには、言葉を覚えるだけでなくマナーについてもある程度理解して臨みたいですね。
中国と日本ではマナーの文化に幾らかの違いがあります。
代表的な3つのマナーに関する疑問を解説したいと思います。
- 握手orお辞儀?
- プライバシーはわかるけど質問はしても大丈夫?
- 中国語で自己紹介するときに使える面白い・受ける挨拶はある?
実際の場面で使える内容なのでぜひ注目してください。
握手orお辞儀?
日本はお辞儀することが多い文化なのに対し、中国では握手をよくします。
握手を求められたらすぐ応じるようにすると友好的な印象を示せるでしょう。
中国人はお辞儀にはあまり慣れていませんが、日本人がお辞儀をすることはよく知られているので、日本の個性として中国人の前でも続けても良いでしょう。
ただし、中国語には「做假(嘘っぽい)」という言葉もあり、過度な礼儀正しさは不誠実の表れと見る文化もあります。
お辞儀をするならペコペコとし過ぎず堂々と振る舞い、友好的であるよう意識すると、中国人からより受け入れられやすくなります。
プライバシーはわかるけど質問はしても大丈夫?
日本では初対面の相手に個人的なことを質問することは失礼にあたります。
しかし、中国では個人的なことをお互いに伝え合うことが関係を築く方法とされています。
最近の若い人たちは外国の文化の影響もあり、話したがらなかったり相手に質問することを控える人もいますが、比較的年長の人は今でもかなり個人的なことを質問してくる人が多いです。
比較的どの年代でも、普通に質問できるのは次のような事柄です。
- 出身地はどこか?
- 結婚しているのか?
- 子どもはいるのか?
若い人の中には嫌がる人もいるかもしれませんが、中国では質問されることも多い内容は次のようなことがあります。
- 恋人はいるのか?
- 年収はいくらなのか?
- 家賃はいくらか?
日本人に質問するとなるとかなり抵抗がある質問ですよね。
相手がたくさん遠慮なく聞いてくる人であれば、こちらからもどんどん質問して相手に話してもらい親しくなると良いかもしれません。
中国語で自己紹介するときに使える面白い・受ける挨拶はある?
自己紹介をする時に少しユーモアを取り入れたいと思いませんか?
何か鉄板ネタを持っておくと中国人の心を掴むのに役立ちます。
あまり中国語が話せない外国人であるという立場を逆手に取って笑いを取るのも1つの方法です。
自己紹介で使える面白いフレーズをいくつかご紹介します。
- 我是~岁,心里年龄是18岁(私は〜才です、メンタル年齢は〜才です)
ウォーシー〜スイ、シンリーニェンリンシーバースイ - 我是日本人,而不是笨人(私は日本人です、バカではありません。本ben3と笨ben4の発音に注意)
ウォーシーリーベンレン、アールブシーベンレン - 我是吃货王,多多请我中国美食(私は食いしん坊です。たくさん中国料理を奢ってください。)
ウォーシーチーフォーワン、ドゥオードゥオーチンウォージョングォメイシー - 我是山田…吗?(私は山田…ですか?(自分の名前がわからないボケ)
ウォーシー〇〇マ? - 叫我帅哥・美女吧(私のことをイケメン・美女と呼んでください)
ジャオウォーシュアイグァ・メイニューバ
冗談が受け入れてもらえそうな場面があれば使ってみてくださいね。
まとめ|頻繁に使う挨拶から中国語に触れてみよう
この記事では挨拶や自己紹介で使えるフレーズをご紹介しました。
言語学習の初めの1歩は挨拶を学ぶこと。
初めは慣れなくても、積極的に使ってみることで言語に対する抵抗が薄れ学習意欲も高まっていきますよ。
中国語で挨拶や自己紹介をすれば、中国人との距離ももっと近くなるはずです。
この記事でご紹介した中で、印象に残るフレーズがあればぜひ実践してみてくださいね!
HARU
兵庫県出身。同志社大学卒業。卒業後、食品メーカーで商品開発や中国事業に携わる。多くのプロジェクトで通訳・翻訳として貢献。自身の躓いた語学経験を多くの学習者に還元したいという想いでPaoChaiで中国語学習コーチとなる。新HSK6級。通訳案内士。好きな言葉は「為せば成る為さねば成らぬ何事も」。趣味は自転車で街を探索すること。温泉めぐり。ランニング。
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