中国語をゼロから学ぶ!初めて勉強するなら何から始めればいい?
- 「ゼロから中国語を学びたい」
- 「中国語はゼロからスタートすると習得が厳しい?」
とお考えではないでしょうか。
結論から言うと、中国語はゼロからスタートしても十分に習得できます。
今では、オンラインで学ぶこともでき、本格的な中国語を習得するための環境は昔よりも整っています。
しかし、勉強に好き嫌いがあるように、人それぞれによって適切な勉強方法に違いがあることは知っておかなければなりません。
そこで、この記事ではゼロから中国語を学ぶ方法と、あなたに合うものを選ぶための基礎知識をお伝えします。
そして、ゼロから中国語を「短期間で習得する方法」にも触れていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
まずは、中国語をゼロから学ぶ方法から見ていきましょう。
目次
ゼロから中国語を学ぶ方法は5つ
中国語を学ぶ方法には色々な手段があり、どの方法が合っているかは、それぞれの状況や目標などによって異なります。
そして、どの学習方法を選ぶ前にそれぞれのメリット・デメリットを知っておくことはとても大切です。
まずは、中国語の学習方法として代表的な次の5つをご紹介したいと思います。
- 言語学校に入る
- 留学する
- オンラインスクール
- 独学
- コーチングを受ける
それぞれの特徴と、ゼロから学ぶ人にとってのメリット・デメリットを見ていきましょう。
言語学校に入る
1つ目が、中国語を専門としている言語学校に入ってゼロから学ぶ方法です。
言語学校の大きな特徴は、予め設定されたカリキュラムに沿って集中的に学習を行なっていること。
そのため、まとまった時間を取れる方や、集中的に中国語を習得したいという方にはおすすめです。
さらに、中国語の言語学校なら決まったレッスン時間があり、先生やクラスメートと共に学ぶので、継続する動機付けがあることから継続しやすさがあります。
しかし、デメリットとしてカリキュラムの自由度はスクールによって違うという点は知っておかなくてはなりません。
例えば、レッスン時間の選択肢が狭かったり、カリキュラムの進行速度が自身と合わなかったりすると、効果に個人差が出てしまうのは言語学校の弱点となるでしょう。
中国語の言語学校は、集中しやすいですが選択肢や進行速度が自らに合うのかは選ぶ前によく考えてみてください。
留学する
2つ目は、中国語を学ぶために留学する方法です。
留学することの大きなメリットは、現地の生活に飛び込んで自発的に中国語を使う環境に身を置けること。
中国語を学ぶために留学する方法は、間違った発音や文法が定着してしまう前に、ゼロの状態でネイティブと多く接することができます。
さらに、ヒアリングを常時行っている状態となることで、自然に伝わりやすい中国語を身につけることができるわけです。
その反面、中国語がゼロの状態で現地に行くことは寂しさや不安も伴いがちです。
ゼロスタートでいきなり留学に行く方法は、不安こそありますが自身の限界にチャレンジしたい人に向いているといえるでしょう。
オンラインスクール
3つ目は、中国語をゼロから始めやすい手軽なオンラインスクールです。
社会人で仕事をしながら学習をしたいという方など、学習に使える時間に限りがある方にはおすすめの方法です。
さらに、オンラインスクールなら、ゼロからでも家にいながらレッスンを受けられるので、通う時間を節約することができます。
例えば、早朝や夜中のレッスンを受けられるところ、家事や仕事が忙しい方も空き時間を使って細切れでレッスンを受けられるなどです。
ゼロから始める方は、日本人と中国人の先生両方のレッスンを受けられるオンラインスクールをおすすめします。
なぜなら、ビデオ電話を通してのレッスンの場合、全く中国語ができない状態でネイティブの先生と会話をすることは限界があり、学べることも限られてしまうためです。
オンラインスクールは費用がかかることや、通信環境を整える必要があるなどのデメリットがありますが、ゼロからスタートするには選びやすいでしょう。
可能なら、日本人スタッフのサポートもしっかりしているスクールを選んでみてください。
独学
4つ目が、時間や経済的な理由から選ぶ方の多い独学でゼロから学ぶ方法です。
独学のメリットは、学習スケジュールや速度など、すべて自分の都合に合わせて調整することができるという点です。
また、上手に教材選びを行えば、ほとんどお金をかけずに学習を進めることもできます。
ただし、デメリットとして継続のために必要な自己管理が難しいという点があります。
中国語の上達を実感しにくい独学では、疑問点があっても質問できる人がおらず、レベルアップができずやる気を失ってしまうことも。
中国語をゼロから始める方にとって、独学は学習の習慣がある程度軌道に乗るまでが勝負といえるでしょう。
中国語をゼロから学ぶために独学を選ぶなら、ある程度の費用を投じて継続できる環境作りをしてみてください。
コーチングを受ける
5つ目が、中国語をゼロから短期間で習得を目指せるコーチングを受ける方法です。
中国語のコーチングは、オンラインレッスンと独学の要素を兼ね備えていることで短期間に集中して学べます。
例えば、レッスン時間外のサポートやアドバイス、進捗に合わせたケアなど。
あなたのレベルに合わせて、学ぶべきことを明確に教えてくれるので、遠回りすることのない学習ができます。
独学と比べたデメリットは費用がかかるという点がありますが、
- 「独学で試してみたが、発音や筆記にサポートがないと難しい」
- 「ビジネスですぐに中国語を習得しなければならない」
という人には、中国語のコーチングを利用を検討してみましょう。
ゼロから短期間で中国語を習得するならPaoChaiのコーチング
PaoChaiでは、ゼロから短期間で中国語を習得できるコーチングを行っています。
科学的に根拠のある中国語独学完全マップを使い、本気で中国語を習得したい人へ「結果を出す」全面的にサポートします。
- ビジネスのためすぐに中国語を習得したい
- ゼロから始めて短期間で話せるようになりたい
- 質問し放題の環境で無駄なく学びたい
という方には、Paochaiのコーチングがおすすめです。
そして、コミュニケーションに不安を抱える方にも安心の「専属日本人コーチによる徹底サポート」をご用意しています。
- 評価&フィードバック
- 質問し放題への回答
- 学習状況のモニタリング
まずは、毎日オンラインで実施している無料のカウンセリングからぜひお問い合わせください。
ゼロから中国語を勉強するときに知っておきたいこと
ゼロから中国語を始める場合、学習過程でずっと頭に留めておくと良いことがあります。
挫折することなく学習を続けられるよう、ぜひ知っておいていただきたい次の2つのポイントをご紹介します。
- 中国語は世界中で使える
- 今後のビジネスにも活かせる
1つずつ詳しく解説していきます。
中国語は世界中で使える
中国語は、上智大学言語教育センターによると中国・香港・台湾に限らず、国連でも公用語の1つとして使われている共通言語です。
旅行やぶらり旅に習得する以外にも、ビジネスで求められるケースもあるでしょう。
中国語をゼロからでも習得していれば、多種多様な国でコミュニケーションに使うことができます。
英語が苦手という方でも、中国語は覚えやすく使いやすい言語ですので、挫折したとしても勉強が無駄になるということが少ないと考えられます。
共通言語として中国語を習得し、コミュニケーションを取れるようになれば多彩なチャレンジにつなげていくことができるでしょう。
今後のビジネスにも活かせる
先ほど軽く触れましたが、ビジネスに活かせるのも中国語の魅力です。
共通言語であるため、あらゆる分野で中国語を求められるケースが出てきます。
例えば、中国市場が保有するリーズナブルで品質の高い製品を輸入するには、現地人とのコミュニケーションが求められます。
こうしたビジネスシーンで、中国語が話せるなら取引しやすくなるほか、企業としても重宝する優秀な人材として目を向けることができるわけです。
現在の職種が直接関係がない方でも、今後発展の可能性を広げることができるかもしれません。
ビジネスで使える、という意識も学習意欲を高めてくれることにもつながるので知っておきましょう。
中国語をゼロから学ぶなら3つの要素を理解する
中国語をゼロから学ぶ方にぜひコツとして知っておいていただきたい3つの要素があります。
以下の3つのポイントを押さえ、ゼロから中国語を習得する近道を見つけていきましょう。
- 文字は漢字に近く覚えやすい
- 文法は英語に近い
- 上達の要は発音
1つずつ確認し、参考にしてみてください。
文字は漢字に近く覚えやすい
1つ目の要素は、中国語で使われている文字が「日本語の漢字」に似ていて覚えやすい点です。
例えば、「似ている」を中国語にすると「相似的」となります。
ゼロからスタートする方でも、中国をみるだけである程度の意味が理解できることがあるでしょう。
ただし、中国語で使われる漢字が全て日本語に近いというわけではありません。
文字の意味は日本語と同じ場合と全く異なる場合など、学ぶときには違いを明確に知る必要があるわけです。
ですが、ゼロから始める人にとって日本語の漢字に似ていることで習得しやすいため、覚えやすさがあり第二言語として長く使っていけるでしょう。
文法は英語に近い
2つ目の要素が、文法が英語に近いという点です。
似た漢字を使いますが、実際に文字にして書こうとすると「英語に近い特徴」で書きにくさを感じることがあります。
例えば、以下3つの文法を見てみましょう。
- 私はあなたを愛しています。(主語、述語、動詞)
- I Love you (主語、動詞、述語)
- 我爱你(主語、動詞、述語)
英語での記述と、中国語は同じ順序で言葉が並んでいることがわかります。
日本語と似た漢字ではありますが、文字に起こすときには順序を間違えないように学んでいく必要があるわけです。
さらに、副詞や助詞などが少ないのも中国語の特徴です。
日本語に比べると、シンプルな表現を使用することが多く、直接的な話し方に感じることがあるでしょう。
こうした、中国語文法の違いがあるため、中国語を学習するときは日本語の習慣から切り離して覚えてみてください。
上達の要は発音
3つ目の要素が、上達の要となるのが発音ということです。
ゼロからスタートする方に限らず、上級者まで学習の際に重点を置くと良いポイントとなります。
日本人にとって、中国語の単語や文法を学習することはそれほど難しくはありません。
また、多少誤りのある文法だったとしても、発音が正確であれば相手に十分伝わる中国語を話すことは可能です。
しかし、どれだけ上級クラスの単語や表現を知っていても、発音が間違っていれば相手に全く伝わりません。
話せる中国語として習得するためには、発音がとても重要である、という点を念頭に置いていきましょう。
発音で初心者のうちから意識すべきポイント
上で発音が重要である、ということを取り上げましたが、具体的にいうと発音でどんなことを気をつけたら良いのでしょうか?
初心者のうちから意識しておきたいポイントは、次の2つです。
- 四声
- ピンイン
それぞれどのようなものなのか、解説していきます。
四声
四声は、発音のイントネーションを決める要素です。
中国語の普通語ではすべての文字に4種類の高低が定められています。
日本語の場合、2文字以上の文字で意味を成す単語が多いため、イントネーションが多少違っていても何を言っているか予想することが容易です。
それに対し中国語は、1文字ごとに意味があり、四声が違うだけで違う意味の単語になってしまいます。
「多少なまっていても聞き取ってもらえるだろう」
と誤解する方も多いのですが、四声が違うと全く意味が通じなくなる場合が多いということを知っておくのは大切です。
ピンイン
ピンインは、日本語で言うローマ字表記にあたるものです。
アルファベットと共通点も多いので、初心者の方も読むことにはそれほど困らないでしょう。
しかし、ピンインの注意ポイントとして、英語のアルファベットとも異なり、中国語独特の音があることを知っておく必要があります。
例えば、日本人が苦手な音を挙げてみると、「zhi,chi,shi,ri」などです。
こうしたピンインの発音しにくい音を見つけ、徹底練習することが発音の上達の鍵となります。
ゼロから中国語学習をスタートするなら種類選びも重要
ゼロから中国語学習をスタートするなら、種類選びについても知っておきましょう。
一言に中国語といっても、外国語レベルに違いがあるので、中国語学習を始める前にどの種類を学ぶか選択する必要があります。
- 普通語と広東語
- 簡体字と繁体字
それぞれどのようなものなのかご説明していきます。
普通語と広東語
普通語は、中国大陸全域と台湾で使用されている言語です。
そして、広東語は香港と大陸の広東地方で使用されています。
普通語のイントネーションは四声なのに対し、広東語は六声と違いがあります。
また、使用する単語も大きく異なるものがありますので、同時に学ぶと迷うことが多くなるでしょう。
そのため、普通語と広東語の2つは、全く異なる2種類の言語として捉えるべきです。
それで、どこで使用するのかを前提とした上で学習するものを選択しましょう。
もし特別な理由がないのであれば、普通語は中国語の共通語ですので、広東語より普通語を選択するとゼロから覚えやすいのでおすすめです。
簡体字と繁体字
簡体字は、中国大陸で使用されている文字です。
繁体字は香港、台湾で使用されており、日本の旧式漢字に似ています。
興味深いのは、台湾では話される言語は普通語ですが使用されている文字は繁体字という点です。
簡体字、繁体字どちらも日本人にとっては内容をみるだけで判読しやすく、両方を習得することも難しくはないはずです。
普通語を学習する方の場合、中国に行くなら簡体字、台湾に行くなら繁体字、というように選択すると良いでしょう。
中国語初心者でも今すぐ会話できる裏技
言語学習の一番の醍醐味は「通じた!」「会話ができた!」という何事にも代え難い経験と喜びです。
そこで、初心者のうちから会話ができるようになる裏技を知っておくと学習を続ける励みになります。
すぐに会話をするための裏技は次の3つです。
- 筆談を覚える
- 最低限の単語だけ発音を完璧にする
- 困った時に使う言葉から先に覚える
それぞれ参考にして、ゼロから中国語を習得していきましょう。
筆談を覚える
日本人が中国語を覚える上で便利なのは、筆談がある程度通じるという点です。
日本語の漢字と中国語の漢字は異なりますが、大体はお互いに判読できるレベルの違いです。
そこで、それぞれの単語の意味だけしっかり学習しておけば、読んで発音できなくても書いてわかってもらうことができます。
中国語を始めたばかりなのに、中国人と話す必要がある状況が間近という方はぜひ筆談を試してみてください。
とりあえず即席で漢字の単語をたくさん覚えてしまい、筆談でなんとかその場を乗り切るというのは1つの方法です。
最低限の単語だけ発音を完璧にする
確実に伝わる会話ができるように、最低限の単語の発音を完璧にする、というのも1つの方法です。
中国語にとって発音はとても大事な要素であり、多くの人がつまずきやすい要素でもあります。
たくさんの単語を知っているのに、発音が悪いために実際に会話してみると全く伝わらないという経験は多くの学習者が通る道です。
そのため、会話で成功体験をして自信を持つためにおすすめしたいのは、「知っている単語量」ではなく「完璧な発音ができる単語量」を増やすこと。
1つひとつの単語が正確に伝われば、少ない単語量でもなんとかコミュニケーションは取れるものです。
正確に発音できる単語数が少なくて会話に困る場合は、1つ目の筆談を合わせ技で使ってみるとさらに効果的です。
困った時に使う言葉から先に覚える
中国語を学ぶ際に系統的な学習は不可欠ですが、会話をする時にすぐ必要になる表現はまた別にあります。
中国語を始めてすぐに中国人と会話する機会がある方は、こうしたフレーズから先に覚えておくと役立ちますよ。
例を挙げると、次のようなフレーズです。
- わかりません
- もう1度お願いします
- ゆっくり言ってください
- 書いてください
また、旅行に行く機会がある方は、簡単そうで学習機会の少ないフレーズが必要になります。
- トイレはどこですか?
- 通してください(人ごみをすり抜ける時)
- 〜ください
- いりません(客引きを断る時)
初心者の方は聞き取りも難しいので、会話を続けるフレーズというより、1言で自分の意志を伝えるフレーズの方が使う機会が多いでしょう。
こうした1言が通じる経験は大きな自信につながるので、ぜひ優先的に学習してみてください。
中国語に初めて触れるならPaoChaiで短期習得がおすすめ
ここまで、ゼロから中国語を習得するときに知っておきたいことをお伝えしてきました。
意外に多いことから、ハードルが高そうと感じた方もおられるのではないでしょうか。
もし、中国語をすぐに習得して次に活かしていきたいとお考えなら、PaoChaiの中国語コーチングへご相談ください。
PaoChaiでは、科学的根拠に基づいて作られたプログラムと質問し放題の環境で中国語を「話せるレベル」まで学べます。
日本のコーチが在籍しているためコミュニケーションに不安を感じる必要はありません。
これからを見据えて、ゼロから中国語を習得したいと感じたならぜひお問い合わせください。
教材・本を揃えて中国語独学完全マップもあり
ゼロから中国語を学ぶために、自分のペースで学べる独学を選ぶ人もいるでしょう。
もし、独学を検討しているならPaoChaiの中国語独学完全マップを使ってみてください。
必要な教材・本を揃えてプログラム通りに進めることで、中国語を習得できます。
中国語独学完全マップは、コーチングでも使われている科学的根拠に基づいて作られたプログラムです。
あなたの上達のきっかけになるはずですので、ぜひご覧ください。
まとめ|中国語をゼロから始めるならコツを掴んで近道をしよう
この記事では、中国語をゼロから始める時の方法、何から始めたらいいのか、近道のコツなどをご紹介しました。
速く上達するためのコツを前もって知っておけば、挫折せずに学習を進められるはずです。
学習方法がわかったら、次は学習をスタートするステップです。
ぜひこの記事のコツを役立てて、達成感を感じながら中国語学習を進めていってくださいね!
関連記事
-
中国語の格安レッスン徹底比較!安くても学習効果はあるのか解説!
-
中国語を学ぶおすすめの勉強法4選|効率的な学習法で短期習得を目指す!
-
中国語をゼロから学ぶ!初めて勉強するなら何から始めればいい?
-
【中国語類義語辞典(シソーラス)おすすめの3冊】たった3千語で何でも表現できる単語学習法
-
【朝晩10回】中国語ニュースを使った音読学習の【実例】を紹介
-
おすすめ中国語単語集6選|効率的に単語量を増やす方法を徹底解説!
-
中国語をビジネスレベルまで習得するには時間がかかる?効率的な勉強法をご紹介!
-
漫画翻訳者が実践!【中中辞典】で日本語に頼らず中国語コンテンツを楽しむ勉強法
-
歌って♪覚える中国語~80后の私がおススメする【歌謡曲】学習法4ステップ〜
-
中国語を学べる“大学”は?偏差値TOP10!学科や学部、専攻から選ぶ30校