【中国語版Cambly】予約なしで1分後にネイティブと中国語会話を楽しむ【完全無料】3つの方法

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こんにちは!中国語コーチの冨江です。

みなさん、オンライン英会話のCambly(キャンブリー)というサービスをご存知でしょうか?

こちらの英会話サービスの大きな特徴は、思いたったら即時にネイティブと英語で会話できること。つまり、予約不要のオンライン英会話なのです。

Cambly(キャンブリー)には常時オンラインの講師がいるので、ログインして1分後にはネイティブと話すことができます。

このようなサービスが中国語にもあったらいいな〜と思ったことはないでしょうか?

中国語にも、ネトチャイ、CCレッスン、ネットチャイナなど格安オンライン中国語は沢山ありますが、予約不要のオンライン中国語会話はまだ存在しません。

しかし、

実は、なんと中国語でも予約不要で思い立ったら1分後にネイティブと中国語会話ができてしまう方法があるのです。

しかも無料です。

以下、その方法を3つ紹介したいと思います。

中国語ネイティブと自由に会話をしたい、しかも今すぐ!というニーズを解決してくれます。

※HSK5級以上の語学力がある上で、ネイティブとの会話経験が数十時間以上はあった方がいいでしょう。語学力というよりは、積極的に理解したり、伝える姿勢、さらに、メンタルの強さが求められます。

関連記事:【中国語会話】習得のKPIは?BCP方式3段階理論を徹底解説

1.通話アプリ「Goodnight」を使う

こちらが一番やりやすい方法かもしれません。

Goodnightという台湾のアプリを使います。

このアプリの説明をiOS版のページから以下引用します。

「Goodnightは、アジアで800万ユーザーを誇る「最大級の音声アプリ」になります。家で暇なときに通話したい、海外の人と繋がりたい、出会いが欲しい方などにおすすめです。7分間無料通話できるので、ぜひ気軽にお試しください。」

アプリを開いて、以下の画面下で「マッチ」を選び「相手を探す」を選択すれば、世界中の暇人とマッチすることができます。

その際に、「設定」で、「中文」を選べば、中国語母語話者とマッチングすることができます。

性別や年齢、距離も選べますが、範囲が広いほうがマッチング時間が短くなります。

広くとっておけば数分でマッチングできる印象です。

マッチ後、1対1でまずは7分間話せます。お互い継続して通話を希望すれば、その後もずっと会話できます。

基本的に利用者は暇をつぶしに来ている感じなので、日本人だと興味を持ってくれるでしょう。

会話を続ける能力が試されるので表面的な中国語力以上のものが求められます。

(場合によっては、相手から通話を即を切られることもあります。これは語学力の問題なのか、声の雰囲気的なものなのかはわかりません。また、変な人もいるので、その場合は即切りしましょう(笑)。基本、みんな気分でやっているので気楽に利用してみてください。)

このアプリを利用している中国語ネイティブは、主に台湾人ですが、大陸の人もけっこういます。

Goodnight(iOS版)

Goodnight(Android版)

2.「喜马拉雅 (Ximalaya)」アプリを使う

「喜马拉雅」という中国の音声配信プラットフォームで、人数の少ない直播(ライブ)の部屋に入って、みんなと話をする(文字チャット、音声、両方OK)ことで、オンライン中国語会話ができます。

以下、具体的な手順。

まずは、こちらから「喜马拉雅」のアプリ(App)をインストールしましょう。

中国語版を手に入れる必要があります。日本向けの「Ximalaya」というアプリもありますが、本家の「喜马拉雅」アプリが必要です。

インストールできたら、トップから上のほうに「直播」(ライブ)というのがあるのでクリック。

 

次にこの中から「新秀」という新人のライブカテゴリを選びます。

(まだ人気がなく、人が少ないので「新秀」をおすすめします。人が多すぎると話題に入っていくのが難しいです)

この中から、適当に同時聴者が10人以下くらいのところを選んで入室します。このカテゴリでないと同時聴者が何十人、何百人といて、埋もれてしまうので、小規模なところがいいです。

ここでは主播というライブ配信主が、ラジオみたいに音声ライブをやっています。
そこに入って、文字チャットでニーハオから始めましょう。

「日本人」というと色々話題の中心になりやすいので何か発言してみましょう。(いじられたり、攻撃される可能性もあるのでそこは頑張ってください笑)私は何十回とやっていますが、嫌な絡み方をされたことはありません。むしろみんな興味をもって話してくれます。ただし、時と場合によると思うので、謙虚に誠実な言動を意識してください。

だいたい、日本人というと「连麦Lián mài」という(主播と音声で交流できる)機能を使って、「上がってきませんか」と誘われます(笑)

それで、主播やその他の「连麦Lián mài」を使っているユーザーと会話ができます。これで、ネイティブとの会話タイムのスタートです。基本的に、複数人と一緒に話すことになります。(人が少ない場合は、1対1、或いは1対数人のことも)

ちょっとハードルが高いかもしれないですが、一度やりだすと結構はまるかもしれません。主播をフォローすると、ライブをすると通知が来るようになり、どんどん知り合いも増えていきます。

また、慣れてくれば自分が主播として部屋を作ればもっと楽しめます。私も中国にいたときやっていましたが、サービスがうまくできていて、いきなり開始しても数人くらいが入ってくれるように集客してくれます。

このアプリで話せる中国語ネイティブは、中国大陸の方が中心です。

※ただし、主播やるには電話番号等で認証が必要

3.「Clubhouse」アプリを使う

最後は、アメリカ発で2021年に日本でも一世を風靡した​​Clubhouseというアプリです。

このアプリの説明をiOS公式ページから引用します。

「​​Clubhouseは、会話を楽しむためのアプリです。友達と遊んだり、新しい人と出会っていろんな話ができる、終わりのないディナーパーティーのようなものです。」

アプリに入ると沢山の部屋があります。各部屋にはトピックがあり、参加者が自由に会話できます。聞くだけでもOKなので、いろいろな部屋の会話を聞いて回るような使い方もできます。

以下、中国語ネイティブと会話する方法です。

アプリを開いて、下のほうに「検索」ボタンがあるので、ここで適当に中国語や中国に関係する漢字を入れてみましょう。

以下、「中国」と入れると、中国に関する部屋が沢山でます。また、中国の方をフォローしておくと、彼らが参加している部屋がトップ画面に出るようになります。

適当に出てくる部屋に入ってみましょう。まずはリスナーとして参加できます。手を挙げて、部屋のオーナーに承諾されると、会話に参加できます。

こちらも、「喜马拉雅」と同じく、部屋のオーナーがいますが、あまり主従関係はなく、参加者がフラットに会話をしているイメージです。また、逸脱もしますが、一定のトピックがあるので、リスニングや会話のときにはやりやすいと思います。

このアプリで話せる中国語ネイティブは、アメリカ在住者など中国外の華僑、華人の方が中心です。

Clubhouse(iOS版)

Clubhouse(Android版)

2つの注意点

最後に、使用上の注意点をお伝えします。

中国語ネイティブは先生ではない

これら3つの方法で話せる中国語ネイティブは、みなさん、中国語を教える目的ではないのでご注意ください。

お金を払っているオンライン中国語スクールのネイティブは、拙い中国語でも、話す内容がつまらなくても積極的に耳を傾けて聞いてくれます(おそらく)。しかし、この3つの方法で出会うネイティブたちはそういう態度ではないです。

相手にされないこともある

傷つきやすい人はやめたほうがいいかもしれません。

相手はただの暇人たちです。相手がノンネイティブだとわかると不機嫌になったり、めんどくさそうになることもあるでしょう。Goodnightアプリなら、電話を切られる可能性もあります。(こちらも切れますが)

語学力がどうこうというより、興味がなければ、雑な扱われ方をすることもあるでしょう。

その辺りの空気感を理解しながら楽しんでください。

中国語版Cambly(キャンブリー)まとめ

以上、中国語ネイティブと思い立ったら、無料で1分後に会話を楽しめる3つの方法を紹介しました。

アプリ名 形式 中国語ネイティブの属性
Goodnight 1対1通話 台湾出身
喜马拉雅 多人数同時会話 大陸出身
Clubhouse 多人数同時会話 華僑、華人

いきなり知らない人たちと話すというのは、母語でも少し照れます。

恥ずかしかったり、傷をつくこともあると思いますが、中国語力だけでなく、より重要なコミュニケーション力が問われる良い実践の場です。

拙い中国語でも、話してみると、意外にコミュニケーションは進んでいくものです。

継続的に行うには体力が要りますが、今、何が話題なのか、みんなどういうことに関心を持っているのか、リアルかつタイムリーな中国を理解する場が広がっています。

もしかしたら、いい出会いもあるかもしれません。

是非、試してみてください!

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冨江コーチ

東京都北区出身。中国ビジネス10年(日本のゲーム、アニメ等コンテンツの中国展開に従事)、中国在住5年(上海、南京)の経験を活かし、実践的な中国語学習のサポートをいたします。2016年から語学の道に転身。大学院で第二言語習得、言語、哲学の研究を行いながら、中国語と日本語を教える。趣味は、中国各地の麺類を食べ歩くこと。テニス、ラグビーなどスポーツ全般。新HSK6級。復旦大学短期留学(2007年)。早稲田大学国際教養学部卒業。The Australian National University修士号、早稲田大学国際コミュニケーション研究科修士課程修了。

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