[2025年最新版] 日本から中国へ日本円で送金🇯🇵💴(人民元受け取り)するなら、Wise(ワイズ)一択!

日本から中国へ家族・友人・ビジネスパートナーにお金を送りたい。
そんなとき、
「銀行送金は高いし遅い…」
「WeChat Pay や Alipay に円で直接送れないの?」
と悩んだ方は多いはず。
※2025年12月に実際に取引を行った経験に基づくものです。送金額の違いは、wiseの方針の変更などにより同条件が適用されるかは保証はありません。参考までにご覧ください。
目次
日本円 → 中国(人民元)の送金は Wise(ワイズ)が良い?
私は中国にいる中国人や日本人にたまに、人民元を渡す必要があり、今まではwechatpayで払ってました。これまでは、私は中国に銀行口座を持っているし、wechatpayも銀行口座と紐づいて使えていたから可能だったのですが、ついに最近、人民元がなくなりかけてきたので、別の方法が必要になりました。
まず、Paypalは基本、中国への送金は対応していません。また、「Alipayでクレジットカードベースで送れる」という噂もありましたが、私はその方法は見つけられなかったです(泣)
こうなると、他に①安くて、②信頼性のある代替が必要になります。
いろいろ調べると、この2点を満たすのはWiseです。知り合いが使っていたのと、ネット上にある程度、使ったことがあるという声があったので、これに決めました。
おすすめの理由はシンプル:
- 圧倒的に手数料が安い
- 両替レートがリアルタイム(中間レート)
- 着金が速い(数分〜数時間)
- 日本円のまま送金して、中国側が人民元で受け取れる
本記事では、手数料の仕組み、実際の送金方法、受取例、注意点まで完全ガイドします。
Wiseで中国へ送金:当日思い立って15分でアカウント作成から送金完了&着金まで終了
1.wiseのアカウントを作る
Wiseがのサイトでアカウントを作る。開設は、メールアドレスがあれば1分でできます。
2.必要書類のアップと自撮り
そして、私は法人での支払いで利用したため、次の作業が必要になりました。
- 法人なら6ヶ月以内の「履歴事項全部証明書」をアップロードする
- また、代表の免許証(かマイナンバーカード)を手元に用意し、Wiseから指示された番号を紙に書いて、自撮りするなどの作業も必要
上記は、書類などが手元にあれば2,3分で終わります。
3.中国での受け取り人の必要情報(口座情報?)
受取人の情報を入れます。
中国に在住の中国人に送金しました。銀行口座ではなく、alipay【支付宝】に送ります。その際に必要になったのは、たった3つの情報です。
以下、例もつけます。
- 受取人の名前(ローマ字表記):wang wei
- 受取人のalipay ID(=電話番号の人が多い):13643943xxxx
- 受取人のメールアドレス:434xx5xx@qq.com
銀行に送る場合は、中継銀行やら、swiftコードやら、間違えられないローマ字でいろいろ入力が必要で大変ですよね。こんな少ない情報で個人にピンポイントで送れるの?と逆に心配になります。
※こちらは、中国の受取人のalipay【支付宝】に送った場合なので銀行口座に送った場合は手数料が高くなる可能性があります。一般的に中国在住者でalipay【支付宝】を持っていない人はいないので問題ないとは思います。
4.日本国内のwise銀行口座(paypay銀行)へ振り込み
実際の送金は、私が日本国内のwise銀行口座(paypay銀行)へ振り込みをすることで開始されます。
ここで国内銀行への振り込み手数料(このときは229円)が発生してしまいます。(Wiseへの手数料ではないです)
5.5分で着金

Wise銀行口座(paypay銀行)へ振り込み後、wiseのページから「既に入金した」をクリック。すると、5分以内に、(受け取ったらすぐ教えて!と言っておいた)中国の受取人から着金の連絡がありました。
こんな早いの!?
こんな簡単なの!?とびっくり…
海外送金を思い立って15分以内に、アカウント開設から送金完了、着金まで全て完了してしまいました。なんとも便利なサービスです。
Wiseで中国へ送金する手数料3つと総額

上記がWiseの手数料であるが、全体を考えるために以下3種類の手数料を抑えておきましょう。
今回は218,880円を送金しましたので、その例です。
※こちらは、中国の受取人のalipay【支付宝】に送った場合なので銀行口座に送った場合は手数料が高くなる可能性があります。一般的に中国在住者でalipay【支付宝】を持っていない人はいないので問題ないとは思いますが…
1.国内銀行口座への振込手数料
まず、送金は私がwiseの「日本口座(paypay銀行)」に支払う必要がある。ここで、私は楽天銀行を使ったので229円の振込手数料がかかった。これは楽天銀行への支払いなので、wiseの手数料にカウントするかは微妙だが、発生するのは避けられないのでカウントしておく。
2.wiseの手数料
実際の例。218880円を送った場合、3288円の手数料が引かれた。約1.5%だ。
3.為替レートのスプレッド手数料
今回wiseで適用されたレートは、 22.05円。
これは、同時間にyahooで公表されていた「22.05 円(12月2日 8:46 UTC)」と同じ。
日本円から外貨に変えるレート(TTS)なので、数字が大きいほど不利、小さいほど日本円が強くなるので有利。25円とかなら最悪だし、10数年前のように12円とかなら最高。
同日の大手銀行のレートは下記の通り、
- MUFG
- TTS(日本円→外貨)22.31
- TTB(外貨→日本円) 21.81
- みずほ
- TTS(日本円→外貨)22.3
- TTB(外貨→日本円) 21.7
- 仲値 22.0
wiseの22.05は大手銀行のTTSに比べてだいぶ安くほぼ仲値とイコールなので、為替レートスプレッドの手数料はほぼなしと考えて良いだろう。
結論は送金額の1.6%
218,880円の送金で3,517円※の手数料だったので、1.6%かかったことになります。
※229円の国内振込手数料と3288円のwise手数料の合計
これは、送金額によってもかわるので、一律1.6%ということではないので注意。wiseのホームページでwiseの手数料については、事前にシュミレーションできるので上記2は事前にわかります。
本当に着金するかは750円でテストしよう

alipayへ送る場合に必要な情報が3つだけ、ということを書きましたが、これだけだと、本当にその人に着金するか不安ですよね…
まず最初に、この3つの情報を入れると、Wiseのページで、そのアカウントが実在するかはチェックできます。これで少し安心。
でも、実際に着金するかわからないし、本当にその人のアカウントが特定されているかも心配。
そういう場合は、少額でテスト送金がおすすめ。
私の場合、国内でwiseのpaypay銀行に振り込みするための手数料150円と「wiseでの送金額+手数料」で600円を送ってみた(着金額は1.27CNY)。支払ったのは合計750円。
750円でテストできるなら安いものでは?(今後定期的に使う予定があるなら)
**
以上です。送金額の1.6%が安いか高いかは他とも徹底比較が必要ですが、使いやすさと一定の信頼性があるという前提では、有力な一候補なのではないでしょうか?
tad
千葉県出身、東京育ち。貿易関係の会社で10数年ほど勤務後、5年の中華圏駐在経験を活かして独立。現在は、翻訳や通訳などを中心にフリーで活動中。趣味はゴルフ。好きな食べ物は麻辣香锅。東京外国語大学外国語学部中国語学科卒業。中国語検定準1級。HSK6級。
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