シュリーマン式 中国語学習とは?「話せない中上級者」が最短で“使える中国語”に変わる学習法

勉強法・学習メソッド

中国語を何年も勉強しているのに、いざ話そうとすると言葉が出ない。

HSK5・6級、中検準1級を持っているのに、会話では沈黙してしまう――。

そんな悩みを抱える学習者が、いま再評価しているのが

「シュリーマン式 中国語学習」です。

この記事では、

  • シュリーマン式とは何か
  • なぜ中国語学習に圧倒的に相性がいいのか
  • 従来の勉強法と何が決定的に違うのか
  • どう実践すれば「話せる中国語」になるのか

を、理論と実践の両面から徹底解説します。

【中国語】シュリーマン式学習法とは?

シュリーマン式とは、

トロイ遺跡の発掘で知られる ハインリヒ・シュリーマン が実践していた語学習得法です。

彼は、

  • 教科書中心
  • 単語帳の丸暗記
  • 文法先行

といった方法を一切使わず、

👉「自分で文章を作り、添削され、それを暗唱する」

という アウトプット主導型 の学習を徹底しました。

なぜシュリーマン式は中国語に最適なのか?

中国語学習者がぶつかる最大の壁は、これです。

「知っている」と「使える」の断絶

中国語学習の典型的な失敗パターン

  • 単語はたくさん知っている
  • 文法も理解している
  • 読めば意味はわかる

なのに、話せない。

これは能力不足ではなく、

👉 脳の使い方が間違っている だけです。

インプット偏重学習の限界

多くの学習法は、

  • 単語 → 覚える
  • 文法 → 理解する
  • 会話 → いつかできるようになる

という順番を前提にしています。

しかし実際には、

話す力は「話す訓練」でしか身につきません。

シュリーマン式は、

この前提を根本からひっくり返します。

シュリーマン式 中国語学習の核心【3ステップ】

STEP1:毎日「自分の中国語」を作る(作文)

まずやるのは、

ネイティブの文章を覚えることではありません。

👉 「自分が言いたいこと」を中国語で書く

  • 今日あったこと
  • 仕事で使いそうな表現
  • 実際に言えなかった一言

これが最重要です。

※ありものの中国語表現をインプットすりょうな音読や瞬間中作文も大事ですが、自分で内容を決めて話せるようになるには、自分で表現を考えるトレーニングが必要不可欠です。

STEP2:ネイティブ or コーチの添削を受ける

ここで初めて、正解に触れます。

  • どこが不自然か
  • なぜその表現は使わないのか
  • 中国語らしい言い回しは何か

👉 「間違い」が最大の教材になります。

STEP3:添削後の文章を暗唱・音読する

ここがシュリーマン式の真骨頂です。

  • 1回読む → ダメ
  • 5回読む → まだ足りない

口が勝手に動くまで音読する。

すると脳内で、

  • 語順
  • コロケーション
  • 音と意味

一体化 します。

なぜ「暗唱」が最強なのか?

暗唱は、

  • 単語暗記
  • 文法理解
  • 発音
  • リズム

同時に鍛える唯一の方法 です。

しかも、

「自分が使う文章」

「自分が言いたい内容」

だから、

定着率が異常に高い。

HSK・中検対策との決定的な違い

学習法 伸びる力
単語帳 認識力
文法問題 判断力
長文読解 処理力
シュリーマン式 運用力

試験で測れない

「瞬間的に中国語が出てくる力」を鍛えるのが、

シュリーマン式です。

こんな人にシュリーマン式は最適

✔ HSK4〜6級を持っている

✔ 中検準1級以上

✔ 中国語を「勉強」してきた

✔ でも会話になると止まる

✔ 独学に限界を感じている

ひとつでも当てはまったら、

今の学習法は役目を終えています。

独学でシュリーマン式はできる?

結論から言うと、

「不可能ではないが、挫折率が高い」

理由はシンプルで、

  • 正しい添削ができない
  • 自分の間違いに気づけない
  • 暗唱の基準がわからない

からです。

シュリーマン式を“回る仕組み”にすることが重要

シュリーマン式は、

方法ではなく「運用システム」です。

  • 作文 → 添削 → 暗唱
  • これを毎日
  • 迷わず
  • 淡々と

回せる環境があるかどうかで、

成果は10倍以上変わります。

まとめ:話せる中国語は「思考の回路」で決まる

中国語が話せない原因は、

  • センス
  • 才能
  • 年齢

ではありません。

👉 「中国語で考え、口に出す回路」を作っていないだけ。

シュリーマン式 中国語学習は、

その回路を 最短距離で作る方法 です。

最後に

もしあなたが、

「中国語を“知っている人”ではなく

“中国語を使える人”になりたい」

そう思っているなら、

今こそ学習法を変えるタイミングです。

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tad

千葉県出身、東京育ち。貿易関係の会社で10数年ほど勤務後、5年の中華圏駐在経験を活かして独立。現在は、翻訳や通訳などを中心にフリーで活動中。趣味はゴルフ。好きな食べ物は麻辣香锅。東京外国語大学外国語学部中国語学科卒業。中国語検定準1級。HSK6級。

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